こころパパの秘密基地

カテゴリ:映画レビュー > 【サスペンス】

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刑事の新田がホテル・コルテシア東京へホテルマンに扮して潜入し事件を解決した事件から数年後、今度は大晦日に開催される同ホテル主催のカウントダウンパーティーに、殺人犯が現れるという匿名情報が警察に届く。
またしても現場に呼ばれた新田は前回と同じくホテルウーマンの山岸と共に事件に挑むことに。
パーティーの参加者は500名以上、しかも全員が仮面をかぶり仮装している困難な状況の中、はたして無事犯人を確保できるのだろうか?

前作『マスカレード・ホテル』
の続編です。
主演も前回同様、木村拓哉と長澤まさみ、この安定感ある2人に加え、脇を固める俳優陣もしっかりしていて安心の盤石のキャスティングでした。
見どころは警察とホテルマンの立場や考え方の違いを乗り越え、お互いに協力して難局に立ち向かうところ。
ストーリー的に少々強引なところもあるけど、全編通して単純に楽しめる内容でした。
ほんでまた明石家さんま出てるやん!しかもほんとにちょっとだけ( ´艸`)

★★★✩✩

怪物
ことの発端は愛する小学生の息子が教師から体罰を受けたという訴えから
シングルマザーの母親が学校に事実の確認を行うが、学校は形ばかりの謝罪で、認識の違いを強調してまともに取り合ってくれない。
このあたり、学校側の不誠実な対応のいや~な感じが前面に押し出されている。
このひとつの事件を母親からの視点、教師からの視点など、複数視点で行ったり来たりしながら進むよくある展開。
ある程度先が見えたと感じた後半、物語は予想しない方向に向いてびっくりした。
こういう作品だったのか。ぜんぜん気づかなかったわ。
でも終わり方が中途半端すぎて、モヤモヤ感が半端ない。。。

★★✩✩✩

不能犯
明確な意図があったとしても、その犯行が実現不可能な場合を「不能犯」という
目を見るだけでその相手を思いのままに操ることができる宇相吹(松坂桃李)は、
この能力を使い、様々な方法で殺人を繰り返していた。
捜査にあたる杉並署の刑事たちが、立証できない犯罪に戸惑う中、
女性刑事・多田(沢尻エリカ)は、宇相吹の身柄を確保し、任意聴取を行う。

犯人の恐ろしい特殊能力もさることながら、人間の憎悪やあさはかさにも
スポットがあたっていて、色々なケースを見せてくれるので飽きない。
でも主演の沢尻エリカがちょっと弱すぎるな~。線が細すぎて役に合わないし。
彼女の演技はわりとかっているのですが、今回はいまいちでしたね。
それでいうならもうひとりの主演の松坂桃李のキャラももうひとつでした。
キャスティングが問題だったってことかな~?

★★☆☆☆

640

都内で発生した連続殺人事件の次の殺害予告現場として挙がったホテル・コルテシア東京
潜入捜査としてホテルマンに偽装した刑事の新田浩介は、優秀なフロントクラークである
山岸尚美の指導の下、ホテルのフロント業務にあたることになる。
刑事とホテルマンという立場を超えたふたりは互いに衝突を繰り返しながらも
徐々に事件の真相へと近づいて行くのだが・・・

木村拓哉×長澤まさみ主演のサスペンス作品
ホテル内という限定された舞台の中で二転三転する犯人捜しのサスペンスの中に、
ホテルを訪れる複雑な理由を持った様々な宿泊客とのトラブルや感動秘話などの
サブストーリーが散りばめられた異色な内容の作品でした。
刑事とホテルマンという相まみえることない職業のふたりが、反発しあいながらも、
お互いを理解し、協力関係へと変化していく様子も良かったです。
主役のおふたりはもちろん、脇を固める役者さんも大物ぞろいで見ごたえあり!
そういえばエンドロールの出演者に明石家さんまの名前あったけど、どこに出てたんやろ?

★★★☆☆

640
ヒットコミックを原作とするテレビドラマ「賭ケグルイ」の劇場版
コミック版はちょろっと読んだけど、テレビドラマにもなってるんすね。
ギャンブルが支配する学園に転校してきたひとりの少女、蛇喰夢子
超が付くギャンブル狂の夢子が最強の生徒会に挑む物語
これからが楽しみな若手をガンガン起用、フレッシュな感じは悪くない
内容的にはありきたりで薄っぺらい、そこは予想通りだからいいけど、、、
ほんとはもっと色々なギャンブル対決が見たかった。。。

★☆☆☆☆

フォールアウト

IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、盗まれた3つのプルトニウムの
回収作戦中に別の組織の襲撃を受け、奪われてしまう。
謎の組織の新たな情報を得た、イーサンたちIMFのメンバーは再度、プルトニウムの回収に
動くが、その前立ちはだかったのはCIA、彼の動きをよく思わないCIA長官は、
今回のミッションの監視役としてCIAエージェントのオーガスト・ウォーカーを同行させる。

様々なスパイアクションと見たこともないようなアイテムを駆使した作品として
1996年にスタートしたこのシリーズも早いものでもう6作目
その間にやや様変わりしたところもありますが、1作目から主役をつとめる
トムの体を張ったアクションは健在だし、新たなスパイアイテムにもワクワクします。
でもやっぱり新鮮度がなくなったのか驚きが少ない。これがマンネリってことなんですかね~。

★★★☆☆


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日本橋署の刑事、加賀恭一郎はこの地で10年以上も失踪した母を探し続けていた。

そんなある日、東京都のアパートで、滋賀県に住む中年女性の絞殺死体が発見される。

アパートの住人だった男は事件後失踪したため、被害者の交友関係を中心に捜査が進められるが、

その身辺調査で、被害者と加賀との共通の知人である演出家の浅居博美という女性が浮かび上がる。

それを機に事件は意外な方向へと発展していく。。。



おなじみ東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ

なのでストーリーの良さは保証されたようなものなので、そこのところはまず心配なし。

加えて、構成やテンポ、キャスティングも良く、個人的には想像以上に楽しめた感じです。

阿部ちゃんの加賀恭一郎にもすっかり慣れたし、久しぶりに見た松嶋菜々子は、

相変わらず美しく、女優として完成された感が漂う貫禄のようなものがありましたね。

切ない切ない殺人事件、親子の絆の悲しい物語、良き作品でした。


★★★★☆

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クビになった会社の社長を殺し、金品を奪った男、三隅の弁護をすることになった弁護士の重盛

三隅は犯行内容を自供し、状況証拠からもほぼほぼ死刑が確実視されている。

裁判は量刑の争いになるかと思われた矢先、三隅は供述を翻し、一変無罪を主張、法廷は大混乱に



殺人の前科を持つ容疑者に役所広司、結果主義で勝ち負けにこだわる弁護士に福山雅治

このふたりのやり取りが主軸のサスペンス、どちらも渋く、ほんとうに上手い!というのが率直な感想

犯人の三隅の供述が二転三転するたび、重盛は量刑を軽くするための戦略変更をする

そんなことを繰り返すうちに現実主義者である重盛の心境にある種の変化が・・・

果たして三隅の供述の真意は? 事件の真相は明らかになるのか?

あと、特筆すべきはすずちゃん。 こんな影のある役も上手にできるのね~。

すごい役者さんに隠れてそれほど目立ちはしなかったけど、ポテンシャルの高さはしっかり感じました。


★★★☆☆

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ある日、自宅で妻が殺されているのを発見した石神武人

その直後、自宅に押し入ってきた警察と名乗る謎の男ふたりの襲撃を受ける。

何が何だかわからずだれも信用できない中、ひとりの韓国人女性記者と出会う。

彼女と行動を共にするにつれ、自分の記憶の中に別の人間の記憶があることに気づいていく。。。



日本の小説を日韓合同で映画化したサスペンス作品

主演は西島秀俊、カッコよく、スタイリッシュで演技力もあり、好きな役者さんです。

今回も少し陰のある渋い主人公を演じ、韓国語もビシッと決まってました。

記憶の上に記憶を書き込むことで別人間として生きてきた人間に起きた悲劇と顛末

ちょっとSFチックな要素もあり、なかなか満足できる内容でした。


★★★☆☆

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ニューヨーク発ロンドン行きの旅客機に搭乗した航空保安官のビル

特殊回線を使用している彼の携帯端末に謎の脅迫メールが届く

人質は乗客すべて、身代金は1億5000万ドル、20分経過するごとに乗客がひとりずつ殺される

だれも信用できないこの極限状態の密室で、機内にいるはずの見えない犯人捜しが始まる。。。



リーアム・ニーソン主演のサスペンスアクション

舞台は閉ざされた旅客機内、ひとりずつ死んでいく乗客、これもいわゆるフライトパニックものでしょうか?

そこに、容疑者が乗員乗客すべてという強烈なサスペンス要素

そしてリーアム・リーソンといえばこれ、アクション要素も絶対に欠かせません。

そんな盛りだくさんな要素を詰め込んだ贅沢な航空パニックものなわけです。

本当に機内に犯人はいるのか? 実は一番信頼している奴が犯人なのでは?

などと最後の最後までハラハラさせるつくりはとても良かったと思います。


★★★☆☆

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